数々のアーカイブやファッション業界に影響を与えてきたベルギー出身のデザイナーRaf Simons(ラフ・シモンズ)〉が11月21日(現地時間)に公式のインスタグラムでブランド”Raf Simons”の終了を正式に発表した。
急な発表にファッション業界がざわついています。
まだ彼を知らない方は彼の生い立ちを見てみてください!
ロンドンのPrintworksで発表した2023年春夏コレクションを最後の作品になるそうです。
約27年にわたる道を切り開いてきたこのファッションブランドを支え、そして共に働いてきたすべての人々への感謝の念を表明。
数々のアーカイブ作品はさらに値上がりするんじゃないかと考えています。
Raf Simons について
名前 Raf Jan Simons ラフジャンシモンズ
出身 Genk ヘンク(ベルギー)
生年月日 1968/1/12
パリのファッションウィークに参加しマルジェラのショーを見たあと、数年間インテリアデザイナーとして働いたのちに、ファッションの道へ足を踏み入れます。
当時ファッションを牽引していたアントワープ王立美術アカデミーの門を叩くため、アントワープに移りました。
自ら独学で作ったいくつかの服を持ちアントワープ芸術アカデミーへ。
当時のファッション学科長リンダ・ロッパに出会い服を見せ入学したいというと彼女は、
“あなたはうちの学校で学ぶ必要がない”とラフシモンズへ発言。
天才です。
2005年から2012年の7年間は”Jil Sander”(ジル・サンダー)のクリエイティブ・ディレクターを務め、2012〜15年の3年間は”DIOR”(ディオール)のウィメンズのアーティスティック・ディレクターを務めた。
2016年から2018年までは米国ブランド”Calvin Klein”(カルバン・クライン)のチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任しました。
2020年から現在(2022年12月時点)は”PRADA”(プラダ)の共同クリエイティブ・ディレクターに就任。
今後のPRADAとの関係は”Miuccia Prada”(ミウッチャ・プラダ)にかかっているのでしょうか。。。
今後もまたラフシモンズがファッション界に戻ってくることに期待しながらアーカイブをコレクトしていこうかと思っています。