先日紹介しました、VirgilAblohが生前デザインしたLuisVuiton×NIKE AirForce1にフォーカスしたコラボコレクションの販売情報が解禁されましたので紹介します。
VirgilAblohについて
2021年11月28日に41歳の若さで亡くなり大きな反響が有りました、デザイナーVirgil Abloh(ヴァージルアブロー)
会社勤めをしながらDJとしても活動を始めた、ヴァージルの元に人気ヒップホップアーティストであり世界的インフルエンサーの「Kanye・West」のクリエイティブディレクターの話が舞い込みます。
2002年ごろからKanye・Westのクリエイティブディレクターとして、ファッション界でのキャリアをスタート、ヴァージル自身もファッションアイコンとして注目を集めました。
2012年にオフホワイトの前身とも称される、PYREX VISION(パイレックスヴィジョン)をスタート。
パイレックスヴィジョンはアパレルブランドではなく、あくまでアートプロジェクトでした。
YouTubeを使ったイメージヴィジュアルで使用されていた、パイレックスヴィジョンのワードローブに興味持った人物が、パリの老舗セレクトショップ、コレットのバイヤーである、サラ・アンデルマン。
サラ・アンデルマンの熱烈なラブコールを受け、パイレックスヴィジョンはファッションブランドとして歩み始めます。
老舗セレクトショップ、コレットで取り扱いが開始したことで、パイレックスヴィジョンはヤングファッショニスタを中心に爆発的な人気に。
カニエの右腕から、パイレックスヴィジョンのデザイナーへとヴァージルアブローの肩書が変わります。
2013年にはオフホワイトをローンチ。
2014年春夏にパリコレデビューを飾ると人気は爆発。
コレットや、マックスフィールド、バーニーズニューヨーク等のハイエンドなショップ限定で展開された事も関係し、入手困難なブランドとして熱狂的なファンを生み出します。
斜線やレタードを多用したキャッチーなグラフィックデザインがファッションセレブの間で大ヒットを記録し、オフホワイトはヤングファッショニスタの憧れブランドとして揺るぎない地位を獲得します。
2018年キムジョーンズに代わり、ルイ・ヴィトンのメンズラインのアーティスティックディレクターに就任したヴァージルアブロー。
ルイ・ヴィトン初の黒人デザイナーとしても注目を集めました。
Airforce1について
ナイキのエアフォース1と言えば、スニーカーヘッズでなくても知っている不朽の名作。エアクッションシステムのミッドソールやシンプルなデザイン、豊富なバリエーション展開そして、様々なブランドとコラボしてきました。
元々はバスケットボール用のシューズとして発売され、画期的なエアクッションシステムを搭載。
当時、硬いソールのシューズばかりで選手たちはソックスを何枚も重ねて履くことでクッション性を高めていたなか、最新の技術の詰まったエアフォース1は、発売と同時に注目を集めました。
NBAでもモーゼス・マローンやチャールズ・バークレーといった時代を象徴する選手が愛用。90年代以降はストリートカルチャーに受け入れられ、スニーカーブームを牽引する一足となりました。
本コラボの特徴
本モデルは5月20日〜31日(現地時間)の期間にニューヨークで行われました『Luis Vuiton and NIKE Air Force1 by VirgilAbloh』にてお披露目されました。Virgilがこの世を去る前に、2022春夏コレクションのために構想していたNIKEとLuis Vuitonとのタイアップを具現化したこのエキシビジョンでは、彼がデザインしたAF1全47モデルが没入型空間の中でフィジカルとヴァーチャルの両形式で展示されました。
今回のコラボレーションでは、発売40周年を迎えた『NIKE』のアイコニックなAF1を『Luis Vuiton』ならではのシグネチャーや素材で再解釈しています。
一般販売されるのは以下の9種類で、どのモデルもイタリアのフィエッソ・ダルティコに構えるメゾンのシューズアトリエで製作されています。
モノグラムのエンボス加工を施したプレーンカーフレザーのホワイトミッドトップ。
モノグラムのエンボスを施したプレーンカーフレザーのホワイトロートップスニーカー。
モノグラムのエンボスを施したスエードカーフレザーのブラックロートップ。
モノグラム・キャンバスをトロンプルイユ風にプリントしたレザーとモノグラムエンボスカーフレザーを使用したホワイト & ジムグリーンロートップ。
モノグラム・キャンバスをトロンプルイユ風にプリントしたレザーとモノグラムエンボスカーフレザーを使用したホワイト & コメットレッドロートップ。
モノグラム・キャンバスをトロンプルイユ風にプリントしたレザーとモノグラムエンボスカーフレザーを使用したホワイト & チームロイヤルブルーロートップ。
モノグラムのエンボスを施したメタリックキャンバスのゴールドロートップ。
モノグラムのエンボスを施したスエードカーフレザーとモノグラム・キャンバスのシルバー & マルチカラーパッチワークロートップ
ダミエ・パターンのレザーにアズールのグラフィティ・プリントを施したセイル &マルチカラーミッドトップ
販売方法
気になる販売方法ですが、海外のLouis Vuittonでは7月19日(現地時間)より販売予定となっています。
日本国内における発売日については明かされていないですが、Louis Vuittonの公式オンラインストアにて近日中に販売されるとのことです。
価格はミッドトップモデルが各425,700円、ロートップモデルは各341,000円(全て税込)となる。ちなみに、一部のモデルが本日より『Sotherby’s(サザビーズ)』にて販売されているため、一度チェックしてみましょう。