ファッション業界のハーバード大学 ”Antwerp Royal Academy of FIne Arts”(アントワープ王立芸術アカデミー)
今日はファッション業界で数あるファッションを学ぶ大学の中で特に有名な“Antwerp Royal Academy of FIne Arts“(アントワープ王立芸術アカデミー)のファッション科について書いていきます。
アントワープ王立芸術アカデミー創立
引用元 https://www.businessoffashion.com/articles/education/top-fashion-schools-in-belgium-education-2
1663年に”David Teniers”(ダフィット・テニールス)によって創立され、ベルギーのアントウェルペンという芸術の盛んな地域にできた美術学校です。
美術アカデミーの中でも最も古く伝統のある学校の一つで今では世界有数のデザイナーや芸術家を輩出しているベルギー屈指の名門校です。
約360年の歴史!?
”Vincent Willem Van GOGH”(ゴッホ) も、パリに行く前に数ヶ月在籍していたとされる。
ファッション科開設
1960年代、ロンドンのセントマーチンズとロイアルカレッジにファッション科が相次いで開設され、その影響とベルギー政府がファッションを国の産業にする構想を持っていたことを受けて、ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーでもメリー・プライオットがファッション科を開設。
彼女は古典的な訓練を受けた芸術家であり、彼女のファッションの概念はフランスの優雅さでありお手本はは”Coco Chanel”(ココ・シャネル)でした。
6人の優秀な生徒
1986年、ある6人の卒業生がロンドンファッションウィークのブリティッシュ・デザイナーズ・ショー(展示会)に参加したところからはじまる。
Ann Demeulemeester(アンドゥムルメステール)
Dries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)
Walter Van Beirendonck(ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク)
Dirk Van Saene (ダーク・ヴァンセーヌ)
Dirk Bikkembergs(ダーク・ビッケンバーグ)
Marina Yee (マリナ・イー) の6名です。
当時ベルギー政府がファッションの活性化のための企画で、若いデザイナーの創造性と生産工場を結びつけることを目的としたものだった。
マスコミがこぞって彼等を取材したのが契機となり、世界中で”Antwerp Six”(アントワープの6人)と称えられた。以来、90年代は出身校のみならず、アントワープを現代ファッションの中心地の一つとして印象付けることとなった。
Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)も代表的な卒業生です。
こうして歴史あるファッションの学校として今もなお有名デザイナーを輩出し続けています。
入学してみるのも良いかもしれませんね!!