UNDERCOVER 22S/Sのコレクションにてお披露目され話題となっていた、『UNDERCOVER』×『NIKE』AirForce1の最新コラボフットウェアの公式ビジュアルが公開されました。
本日はUNDERCOVER、元ネタも含め紹介します。
UNDERCOVERについて
UNDERCOVER(アンダーカバー)は、1990年デザイナーをつとめる高橋盾(タカハシジュン)が文化服装学院に在学中、友人と立ち上げた日本のファッションブランドです。
アンダーカバーのデザインは、どこか音を感じさせるようなパンクさがあり、それに共感した若者を中心に、カルト的な人気を誇っています。
デザイナーの高橋さんは「見たことがあるようで、誰も見たことのない、ノイズを感じる服をつくりたい」と言っており、流行や定番にたいする反逆心を、アンダーカバーのプロダクトに落とし込んでいます。
1990年代には、東京の裏原系ブランドの代表格として知られるようになります。
2002年にはパリコレクションにも初めて参加し、海外でも高く評価され、世界的からも注目を集めるブランドとして飛躍を遂げました。
2013年からは、ブランド初のセカンドラインとして、レディースの「SueUNDERCOVER(スーアンダーカバー)」とメンズの「JohnUNDERCOVER(ジョンアンダーカバー)」を同時スタートさせています。
アンダーカバーのデザインは、単なるパンクファッションではありません。
”優雅、狂気、混沌、パンク精神、違和感、ユーモア”さまざまな異なる要素をカオスティックに落とし込んだ一言では語れないブランドです。
また、UNDERCOVERは様々なブランドとのコラボをし、話題となっています。
2010年 NIKEとのコラボレーションライン『GYAKUSOU』を発表。
デザイナーの高橋氏の趣味ランニングが元となったコレクションです。
2012年ユニクロとのコラボ『UU(ユニクロ アンダーカバー)』を発表。
UUのロゴがアイコニックなコレクションでした。
2019年 ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)とのコラボを発表。
アイコニックなTシャツが話題を呼びました。
2019年にはVALENTINOとのコラボを発表しました。
コラボフットウェアは特に人気で一時話題沸騰となりました。
このように、世界で幅広く支持されているブランドなのです。
NIKE AirForce1について
ナイキのエアフォース1と言えば、スニーカーヘッズでなくても知っている不朽の名作。
エアフォース1が「ナイキエア」を搭載したバスケットボールシューズとして市場に登場したのは、1982年のこと。デザインを手がけたのはブルース・キルゴア(BRUCE KILGORE)氏です。
発売当初はハイカットモデルのみのラインナップで、それを追うかたちでローカットモデルが発売された。ヒールに備えたエアクッションや、アウトソールのピボットポイント、フィッティングを高めるためのアンクルストラップなど、この時点で前例のないさまざまな最新鋭の機能を搭載していました。エアクッションシステムのミッドソールやシンプルなデザイン、豊富なバリエーション展開そして、様々なブランドとコラボしてきました。
元々はバスケットボール用のシューズとして発売され、画期的なエアクッションシステムを搭載。
当時、硬いソールのシューズばかりで選手たちはソックスを何枚も重ねて履くことでクッション性を高めていたなか、最新の技術の詰まったエアフォース1は、発売と同時に注目を集めました。
NBAでもモーゼス・マローンやチャールズ・バークレーといった時代を象徴する選手が愛用。90年代以降はストリートカルチャーに受け入れられ、スニーカーブームを牽引する一足となりました。
Air Force1一度は廃盤に?!
1986年に、エアフォース1の後継種であるエアフォース2が発売しました。それに伴いエアフォース1は生産終了となったものの、ストリートバスケットボールのシーンや一般ユーザーからの人気は根強く、復活を望む声が大きかったのです。
ボルチモア地区にある3つのシューズショップ「チャーリー・ルドー・スポーツ」「ダウンタウン・ロッカールーム」「シンデレラ・シューズ」の3店舗は、ナイキ本社にエアフォース1の再発売を直訴。申し出を受けたナイキ本社は、1カラーあたり1200足販売することを条件に、この3店舗限定でエアフォース1の再発売を決定し今に至ります。
本コラボの特徴
今回のAF1は、1992年に初登場した〈Nike ACG(ナイキ エーシージー)〉Air Revaderchiとのハイブリッドのようなモデルに仕上がっています。
Huarache系を彷彿させるネオプレン素材の履き口に、Air Revaderchiに見られるアッパーからヒールにかけて覆われたプラスチック製のパーツとストラップがユニークな仕様です。
また、ライナーにはGORE-TEX(ゴアテックス)マテリアルが用い、デュブレには〈UNDERCOVER〉の標語である“Chaos”と“Balance”があしらわれているのも特徴的です。
販売方法
販売方法、ローンチ日については残念ながら明らかになっていません。
今後の公式の発表を待ちましょう。